‖ その他白江建築研究所及び白江個人の建築設計経歴の特徴

2)高度技術への取り組み
 
技術者や研究者との慎重な打合せの結果を、今日の建築業界の状況に適合させながら、高度技術や新技術を含んだ建築を実現させる。
□建材化太陽電池

金沢駅東広場には、建材化太陽電池の設置を提案した。採算性が悪い太陽電池を、建材との一体化により採算の取れるシステムとして経済活動の中に位置づける提案。旧通産省外郭のエンジニヤリング振興協会のモデル事業として研究された。本提案は、今日の建材化太陽電池への補助 金制度の基礎になったと自負している。
□高性能免震施設

日本システムウエア山梨ITセンターは、100カイン無損傷設計の高性能、超ローコスト中間層免震建築。
□電磁波遮蔽、磁場遮蔽、電子顕微鏡用の免振
[ 白江建築研究所設立直後に(株)日本設計へ出向して実施設計のみ担当 ]

旧通産省工業技術院繊維高分子研究所特殊実験棟は電磁波遮蔽室、磁場遮蔽室、電子顕微鏡用の免振室及びこれらの複合する実験室から成る。建物全体が実験装置とも言うべき施設。
□特殊浄化槽建築[(株)日本設計時代 ]

ラッコの飼育展示を行なう長崎バイオパ−ク北極館は、建物全体が巨大な生物ろ過装置・空調装置とも言うべき施設。ラッコの排泄物に含まれる粘液は浄化装置の寿命を短くする。この施設では特殊な浄化装置を開発して、建築的に構築した。
□自然式空調温室[(株)日本設計時代 ]

どれもみな同じに見える温室も、環境の制御には様々な手法やグレードがある。沖縄熱帯ドリ−ムセンタ−の温室は、建物全体が植物に適合した自然式空調装置になっている。